アメリカカブトガニお家で研究員レクチャーの結果報告

3月20日、多数の応募者の中から選ばれた3名の小中学生をアメリカカブトガニの「おうちで研究員」に任命いたしました!

カブトガニという日常において殆ど触れ合うことのない珍妙な生き物。

この生き物を飼育・研究するに当たって必要なことを知ってもらうべく、スライドを用いてレクチャーしました。ですがそこはやはり生き物好きの皆さん。カブトガニについてもよくご存じでした(しっかり予習してくれていたようです)。

当日の様子です。

こちらの募集要項をしっかりと読んできてくれていた模様です。

【急募!】エビとカニの水族館こども研究員!

学習館でのレクチャー後は館内とバックヤードでアメリカカブトガニに触れるなどして間近で観察してもらいました。体の構造を知るにはやはり実物を観察するに限ります。その後、学習館に戻りアメリカカブトガニと任命証を授与する運びとなりました。研究員らしく皆さんいい顔をしています(マスクですが)。


今回研究員を募集するに当たって様々なご意見も頂戴しました。アメリカカブトガニは海外に生息する生き物ですので、無論逃がすなどという行為は以ての外。たとえ在来種であろうと遺伝子汚染や生態系など問題だらけなので逃がしてはいけません。

かわいそうだから山に…とか水槽より広い池に…とかいうのは慈悲の心でも何でもありません。これは犯罪者のセリフですというCMが現在流れていますが地獄に落ちても蜘蛛の糸は垂れてこないでしょう。

しかし実際に飼育・観察することでしか分からないことも多々あるはずです(実物を目にしなければそもそも持ちえない疑問というものもあります)。今回任命した3名は、「研究員」の名に恥じないよう日々観察・研究を続けていってくれると信じています。子どもだろうとおうちだろうと、観察と記録を続けていればそれは立派な研究員です。そしてカブトガニ、引いては生き物やそれらを取り巻く環境にも意識を向けてもらい、更に下の世代にもその魅力を途切れることなく伝えていって欲しいと切に願います。

注:アメリカカブトガニは日本のカブトガニ含めアジアに生息する3種のカブトガニとは交雑しないという研究結果が出ています(だからといって逃がしてもいいということではありません!)

 

最後にそれぞれの方に任命状をお渡ししました。

皆さん、ご参加ありがとうございました。大事に育ててくださいね!

 

任命式が和歌山経済新聞で紹介されました!

https://wakayama.keizai.biz/headline/1807/

今回のイベントを取材いただきました。和歌山経済新聞の皆様ありがとうございます。