飼育員の食べてみた ~R4,No.2「ミズクラゲ」~
みなさまこんにちは、すみっこHONDAです
最近は気温も上がってだいぶ過ごしやすくなってきましたね
さて、今回はだいぶ日をあけてしまいましたが食べてみたブログ再来です
今回いただいた生き物は…
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ミズクラゲ
鉢虫綱/旗口クラゲ目に属する、日本で最も有名なクラゲです
生殖巣が4つ見られることから「ヨツメクラゲ」などと呼ばれることもあります
港などでよく観察することができ、大量発生している姿を見たことがある人も多いのではないでしょうか
以前ブログにてこのミズクラゲを採集する様子をお届けしました
実はこの時、弱って岸壁に流されてきているミズクラゲがちらほら見られました
「おいしいのかな…」
気が付くと体は勝手に動いていて、弱ったクラゲを持ち帰ってきているではありませんか
食べる専のすみっこHONDA始動です
ミズクラゲの食べ方・調理法(レシピ?)
ではさっそく調理していきたいのですが
クラゲは体のおよそ90%以上が水分でできているので脱水をする必要があります
そこで活躍するのがこちら
- 食塩
- ミョウバン
今回いただく部位はクラゲの傘の部分なので
手始めに触手と口腕(足のように見える部分)を取り除きましょう
ミズクラゲは傘の縁に刺胞毒を蓄えた細かな触手がたくさん生えているので流水できれいにとります
この毒はヒトに対してはそれほど脅威ではありませんが、場合によっては痒くなることもあるのでゴム手袋などをするのをお勧めします
上記の処理が完了したらクラゲの傘に食塩とミョウバンをまぶして脱水です
クラゲの重量に対して食塩は20%、ミョウバンは5%ほどがよいとされています
中の人は比率とかよくわからないのでとりあえず「このくらいだろう」といった感じでやっておきました
完璧です
あとは水が抜けるのを冷蔵庫に入れて待ちます
12時間経過
様子を見てみましょう
いい感じに脱水できていますね
そしたらひとまず流水で洗って今度は塩抜きです
ざるに入れ再び冷蔵庫へ
1日後
下処理はこれで完了
万が一を防ぐため、殺菌をかねて冷凍庫へ
ミズクラゲ、実食
殺菌していたクラゲを解凍しいざ実食
食べやすくカットして醤油でいただいてみます
程よい触感
市販の中華クラゲほどではないですが、多少はコリコリした感覚を味わえました
ただ
しょっぱい!!
少し塩抜きが甘かったですね
よい教訓を得ました
次にクラゲを食べる際は限界まで塩抜きしてみます
さぁ次はどんなクラゲを食べようか…
と、いったところで今回はここまでです
また次回お会いしましょう
ではでは✋