バレンタインミニ特別展　ラブラブシュリンプ

バレンタイン特別展

LOVE❤LOVE❤SHRIMP　ラブ　ラブ　シュリンプ

すさみ町立エビとカニの水族館ではこのほどバレンタインミニ企画として『ラブ❤ラブ❤シュリンプ』の特別展をはじめました。

今回の展示では３基の小さな水槽にエビの仲間では比較的珍しい常に一夫一妻で生活する小さく美しいオトヒメエビの仲間を２種展示しています。オトヒメエビの仲間は、サンゴ礁や岩場のくぼみに雌雄１個体ずつのペアで生活します。

その雌雄の繋がりは強く、なわばりに同種のエビ（雌雄関係なく）が侵入すると激しく喧嘩をして追い払い、時には殺してしまうこともあります。とても可愛らしい姿形からは想像ができない気性の荒さですが、厳しい自然を生き抜き子孫を残すために獲得した繁殖戦略と考えられています。

☆オトヒメエビ

房総半島以南の沿岸のサンゴ礁や岩場に生息する成長しても6㎝ほどの小型のエビ。赤い縞模様と白く長い触角が特徴で、岩のくぼみなどで常に雌雄のペアで生活をする。大きなハサミ脚から英名ではボクサーシュリンプと呼ばれている。魚をクリーニングするエビとしても知られ、体色の美しさと環境の変化に強いことから世界中で観賞用のエビとしても人気がある。