5(ご)3(み)日特別展 海のゴミについて考えよう 海のゴミと護海(ごみ) 開催中

5月3日は5(ゴ)(ミ)の日!

すさみ町立エビとカニの水族館5月の特別展

~海洋ゴミについて考えよう~

ゴミ護海(ごみ)

海に行ったとき海岸に漂着したゴミを見たことがありますか?

何気なく捨てたゴミが海を漂流しながら生物に深刻な影響を与えることを知っていますか?

海に囲まれた日本沿岸には実に様々なゴミが海岸に漂着します。

海外から流れてきたゴミも少なくありませんが、実は身近なゴミが風や川によって海に運ばれて、

世界中の海を漂流しています。

 

 そんな海のゴミ(海洋ゴミ)についてこの機会に少しだけ考えてほしいと願いを込めて

実際にすさみ町内で海に流れ着いたゴミをスタッフが集めて展示しました。

海洋ゴミについての解説もあり、マイクロプラスチックや投棄された漁具『ゴーストギア』が

生物を絡めて死亡させてしまう『ゴーストフィッシング』なども解説しています。

水槽には海岸で拾い集めてきたゴミを沈めて、

実際に海の生物が見ているであろうゴミの海を再現しました。(生物はいません)

水槽=生物ではない展示を見てもらい来館者に海洋ゴミについて考えてもらうことを意図しています。

別の小型水槽では実際に沿岸でゴミとともに採集した生物(ハナオコゼとエボシガイ)も特別展示しています。

海洋ゴミを住処にして逞しく生きるハナオコゼ 

世界的に海洋ゴミに注目が集まる一方で、国内では近年のアウトドアブームもあり

海や川でのゴミに関する問題が増加しています。

この機会に海を漂流するゴミについて学び、

生物を身近に感じながら海を護るための方法を考えてみてはいかがでしょうか。

 

展示期間 2022年4月27日~5月31日

展示場所     海の環境学習館特設展示場