8月3日はハサミの日!年に一度のハサミ大感謝祭!
8月3日は誰が呼んだか「ハサミの日」!
そのハサミの日に先駆け、当館ではハサミを持つ生物を展示いたします。真っ先に思い浮かぶのはやはり我らがカニでしょう。
…ですが今回は敢えてカニ「以外」の生物にスポットを当てます!
甲殻類であるカニやヤドカリ、エビの一部は脚の先が物を掴めるようハサミ状になっていますが、クモに近い生物(鋏角類)にもこのようなハサミを持つ種がいます。
「世界三大奇蟲」と呼ばれる生物のうち、今回は「ウデムシ」と「サソリモドキ」を展示します。ウデムシはかの有名なハリーポッターに登場したこともあり、知る人ぞ知る奇天烈な生物です。
その他にもクワガタやヘラクレスオオカブトといったハサミのような角や顎を持つ昆虫らも勢揃い。通常展示の多種多様なエビカニと併せてご覧いただければ、一驚(鋏)を喫(切)すること請け合いです。
展示生物
・ウデムシ(体長3cm):異様な腕を持つ世界三大奇蟲。意外におとなしい。
・アマミサソリモドキ(体長5㎝):同じく三大奇蟲。酢酸ベースの液を飛ばす。
・ヘラクレスオオカブト(体長13cm):世界最大の甲虫。長い二本の角で挟む。
・ショウグンエビ(体長8㎝):見た目はさながら毛の生えた美しいザリガニ。
・ヤシガニ(甲長10㎝):世界最大の陸生甲殻類。挟む力はライオンの噛む力に匹敵する。
・クワガタ:メンガタクワガタ(5㎝)、ヒペリオンヒラタクワガタ(6cm)、スペンスシカノコギリクワガタ(4㎝)、国産ヒラタクワガタ(3~6cm)等多数(全て体長)
・ハサミムシ(体長3㎝):日本全国で見られる。尾葉が角質のハサミ状になる。
※クワガタは展示種が入れ替わる可能性があります。
〈期間〉7月29日~9月20日
〈場所〉学習館(水族館併設)