アカクラゲ展示開始
名前を表す美しい赤色の体色と、ドレスをまとったような長い口腕と触手が特徴のアカクラゲ。
クラゲ担当激推しのアカクラゲをこのほど、エビとカニの水族館で展示開始しました。
静岡からやってきたアカクラゲ
今回展示中の個体は静岡県にある浜名湖にて採集された個体となります。
浜名湖に隣接する「浜名湖体験学習施設ウォット」さんのご厚意により展示が可能となりました。
この場を借りてお礼を申し上げます。
浜名湖はクラゲはもちろん、面白い魚類や甲殻類など幅広い生き物が生息しています。
近くへ行った際にはぜひ、ガサガサ採集してみてはいかがですか?
(私もガサガサしに行きたい…!!)
アカクラゲとは
Chrysaora pacifica
Japanese sea nettle
前述したとおり、美い赤色の傘に褐色の縞が入ったクラゲです。
春前ごろからミズクラゲなどと一緒に日本の沿岸などで見ることができます。
長くきれいな触手は成長すると2mほどまで伸びます。
この触手には強力な毒があり、アカクラゲは触手に絡まった魚類やほかのクラゲ類などを捕食して生活しています。
ヒトが刺されるとやけどのような激しい痛みに襲われ、みみず腫れのような症状になるので見かけても触らないようにしましょう!
私も刺されたことがありますが、思っていたより痛かったです…
(ハナガサクラゲの方が痛い!ハナガサクラゲはもう絶対触らない)
アカクラゲ飼育展示中
アカクラゲはクラゲエリアにて展示中です。
(2024年3月現在)
当館ではアカクラゲの餌として、アルテミア幼生のほかに魚類の稚魚やほかのクラゲ類、冷凍のアミエビなどを与えています。
タイミングがよかったら餌やりを見ることができるかもしれません!
近くへお越しの際はぜひ足を運んでみてください!!
ミズクラゲもいます!