和歌山県の外来種展、開催中

みなさんは「外来種」と聞いたらどんな生き物を思い浮かべますか?

田んぼの用水路などで見かけ釣りをして楽しんでいたアメリカザリガニ

お祭りなどでミドリガメの名前で売られていたミシシッピアカミミガメ

外来種の代表種としておなじみの彼らですが、実はその他にも私たちの身近には多くの外来種が存在しています

 今回はそんな身近な外来種の中でも、和歌山県内で猛威を振るっている生き物たちを多数展示しております

多くの方のご協力の下今回の特別展を開催することができました

この場をお借りして感謝申し上げます

 

<田辺中学校・高校の生物部の方々によるアフリカツメガエル調査>

 

展示生物紹介

 

ウシガエル(特定外来種) アフリカツメガエル
ミシシッピアカミミガメ クサガメ
オヤニラミ アメリカザリガニ
オカダンゴムシ

 

 

 

アメリカザリガニアンケート実施中

外来種の特別展に合わせて、アメリカザリガニの生息調査アンケートを実施中です

 皆さんのお力をお借りして、和歌山県内のアメリカザリガニの定着域を調べたいと思います!

アンケートに答えてくれた方にはオリジナル缶バッチをプレゼント

ぜひご参加ください!!

 

ちなみに

5月12日はアメリカザリガニの日

1927年のこの日にアメリカからアメリカザリガニがやってきたことを記念して制定されました

 

 

これから生き物を飼育する方へ

残念なことに現在の日本には多くの外来種が存在しています

輸入荷物へ紛れ込んだりなどのやむを得ない理由により侵入してきたものもいますが、多くの場合人間の活動により外来種へとなったものがほとんどです

なかでも飼育中の生き物が継続して飼えなくなり、殺すのは可哀そうだからという理由で野に放してしまう人もいます

生き物を飼いたいと思ったら、まずはその生き物のことを十分に調べて、最後まで責任を持って飼い続けることを心がけましょう!

 

今回の特別展が外来種はもちろん生き物の飼育について改めて考えていただくきっかけになったら幸いです!

 

特別展開催期間は6月1日までです